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日本テレビ系で放送中の朝の帯番組『ZIP!』で総合司会を務め、今やすっかり新橋の常連となった川島海荷さん。お鮨が好きだという噂を聞いた編集部は、川島さんの日頃の労をねぎらうことに。おすすめの一軒へ、いざご案内!
「このビルは昭和で時が止まってるみたい」
新橋のシンボル、SL広場の一角に建つ『ニュー新橋ビル』。その2階にはマッサージ店がひしめき、その店先ではミニスカ姿の中国人女性たちが気怠そうに呼び込みをしている。
今回、川島海荷さんと待ち合わせたのは、そんな〝カオス〞の一角に暖簾を掲げる『新橋鶴八』。神田神保町の老舗『鶴八』の流れを汲む鮨の名店である。
「『ZIP!』の収録後、時々、出演者の方々とモーニングを食べに行くんですけど、西口は未体験。
ただ、噂だけは聞いていました。朝から営業してる餃子屋が美味しいとか(笑)。この『鶴八』はロケーションがツウすぎて、どんなお鮨が出てくるのか期待が高まりますね」
そうこうするうちに川島さんの目の前には親方の手から名物のうに、さらには鉄火巻きが。
「なんですかコレ! 待ち受けにしたくなる迫力……」
通称"うにタワー"と呼ばれる、うに軍艦に思わず笑顔が零れる
鮨を見つめる眼差しは、真剣そのもの!
そうして、ひと口、ふた口……川島さんの表情はみるみるうちにうっとりしたものに。
「味に集中したいから、レポートはしません(笑)」そう笑った川島さんは、しばし仕事を忘れてお鮨を堪能した。
「私、もともとお喋りなんですけど、このお鮨を口にしたら喋るのが勿体なくなる。それほど美味しい。明日、番組関係者に自慢するのは決定ですね!」
周囲はマッサージ店だらけ!川島さんをお連れしたのは、意外な立地のこの一軒!
カウンター(7席)のほか、4人掛けのテーブルが1卓
伝統の技を守りながら、独自のアレンジで鮨好きをノックアウト!
『新橋鶴八』
神保町の老舗『鶴八』といえば、名著『神田鶴八鮨ばなし』で知られる師岡幸夫氏が開いた、都内でも指折りの名店である。その『鶴八』から暖簾分けを許されたのが、今回、川島海荷さんをお連れした『新橋 鶴八』だ。
現在の親方・五十嵐寛和氏は2代目。高校を卒業してから18年もの間、同店で修業を積んできた彼は、江戸前鮨の伝統を守り、卓越した技術を継承する正統派の職人でありつつ、独自のアレンジを加えた握りや巻き物で訪れる客を魅了する。
「ウニ巻き」。匙4杯分をこんもり盛った通称“うにタワー”。ひと口ではとてもじゃないが収まらないサイズゆえ、通は少しずつ箸でつまみ、酒の肴として楽しむのだ
そのひとつが「うに」。常連から「うにタワー」と呼ばれるソレはご覧のとおりの迫力ある佇まいで、普通なら匙1杯でも充分なうにをなんと4杯も載せている。これを単品で頼むと¥1,000ぽっきりというから驚きだ。
「鉄火巻き」。神保町『鶴八』ではマグロのブツを使用するところを、赤身、トロ、中トロの切り身を用いることでアレンジ。味のバランス、口あたりに磨きをかけている
なお、注文方法は「おこのみ」と「おまかせ」(12巻+鉄火巻き¥12,000)の二択。お酒の持ち込みは自由で、しかも無料。まさに新橋の街に相応しい、懐の深い名店なのである。
訪れた人9割が頼むという名物の「鉄火巻き」に使用するのは赤身2枚、中トロ2枚、トロ1枚、となんとも贅沢!
海苔の上にシャリを置き、その上にミルフィーユ状に重ねたマグロを乗せて巻く
■プロフィール
かわしま・うみか 1994年生まれ。埼玉県出身。ドラマ『誰よりもママを愛す』で女優としてデビュー。現在、日本テレビ系情報エンタテインメント番組『ZIP!』(月曜~金曜/5:50~8:00)にて総合司会を務めている
■衣装
ブラウス¥43,000〈マメ/エストネーション TEL:03-5159-7800〉、スカート¥18,500〈SHIPS/SHIPS渋谷店 TEL:03-3496-0481〉、イヤリング¥12,000〈REMYU/ルイールコーポレーション TEL:03-6427-5521〉
■クレジット
Photos/Akira Maeda@MAETTICO,Styling/Miyu Irie@Linx,Hair&Make-up/Erina Shibuya,Text/Mio Amari